ツブ貝の刺身は、ぬめり取りで変わる

大葉と大根のつま、わさびを添えたツブ貝の刺身。簡単な下処理で食感と味が良くなることを紹介する画像。
白い敷紙の上に並べた、新鮮な殻付きのつぶ貝

今年は、ツブ貝の入荷が安定しています。

身がふっくら。コリコリした食感、噛むほどに甘みが出てきます。

クロスした部分に穴を開ける
穴を開けたら、柱に付いている身を目打ちで上下に外し、柱を取り除きます。

柱を外して身を取り出したら

唾液腺を取り除きます。

唾液腺を取るため切れ込みを入れます
身の中央に、このくらいの深さまで切り込みを入れます。
白い唾液腺を取り除きます。
目次

塩でもんですぐ洗うだけでは取れない

殻から外したツブ貝は、かなりぬめりがあります。

鮮度の良いものは、塩でもんですぐ水で洗っただけでは、なかなか取れません。

塩を全体にまぶし、そのまま5分ほど置きます。

このくらいの塩をまぶし、5分くらい置いてぬめりを取ります

5分経ったら、水でよく洗います。

ぬめりと一緒に黒っぽい部分も落ちて、全体がきれいになります。

10分塩をつけて水洗いしたツブ貝
5分塩でまぶして水洗いしたツブ貝

最後に布巾で水気をしっかり拭き取ります。

布巾で黒い部分をこそげ取って綺麗にしたつぶ貝

切り方で見え方も変わる

身は、一切れずつ少し広がるようにスライスします。

綺麗で美味しそうなつぶ貝の出来上がり

小さいツブ貝はリンゴの皮をむくように、身のまわりを削ぐ感じで切ります

一切れが大きく見えますよ。

塩をして、少し待つ。

そのひと手間で、仕上がりが変わります。

貝は下処理でおいしさが変わります。青柳についても紹介していますので、こちらもご覧ください。

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この記事を書いた人

築地・豊洲市場に通って30年。街の小さな魚屋として、旬の魚や、おいしい魚の選び方、下処理・食べ方を魚屋の目線で紹介しています。

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