この時期になると、おいしくなってくるのが豆アジです。

豆アジは唐揚げでもおいしいですが、やっぱり南蛮漬けがいいですね。
玉ねぎ、にんじん、ピーマン、パプリカなどをたっぷり入れると、見た目もきれいで、さっぱり食べられます。
ただ、魚屋として一つおすすめしたい下処理があります。
それは、お腹だけでなく、目玉も取ることです。

「そこまでやるの?」と思うかもしれません。
でも、豆アジは二度揚げすれば骨まで食べやすくなりますが、目玉だけは揚げても歯に当たります。
これが意外と気になるんです。
だから私は、お腹を取るついでに、トゲ抜きや小さなピンセットで目玉も取ります。
やってみると、意外と簡単です。
ここまでやる人はあまり多くありません。
でも、このひと手間で食べやすさがかなり変わります。
もう一つのポイントは、二度揚げです。

一度揚げて少し休ませてから、もう一度サッと揚げる。
ずっと長く揚げるより、中まで火が入りやすく、表面もカリッと仕上がります。
豆アジは骨ごと食べる魚なので、このひと手間が大事です。
揚がった豆アジは、熱いうちに南蛮酢へ。
野菜もたっぷり入れてください。
冷蔵庫で一晩寝かせると、味がしっかりなじみます。
でも、私は揚げたても好きです。
南蛮酢にサッとくぐらせて、まだ少しカリッとしているところを食べる。
これも本当においしいです。
一晩寝かせたしっとり味の染みた南蛮漬け。
揚げたてをサッと漬けたカリッとした南蛮漬け。
どちらも良さがあります。
南蛮漬けのタレ 黄金比
作りやすい割合は、
- 酢 3
- だし 3
- 醤油 2
- 砂糖 1
- みりん 1
分量にすると、
- 酢 150ml
- だし 150ml
- 醤油 100ml
- 砂糖 50g
- みりん 50ml
お好みで、赤唐辛子や生姜の薄切りを入れてください。
豆アジの南蛮漬けは、レシピ自体は難しくありません。
でも、お腹を取り、目玉も取り、二度揚げする。
この小さなひと手間で、食べやすさとおいしさが変わります。
今の時期の豆アジ、ぜひ野菜たっぷりで食べてみてください。

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