パックの魚の見分け方として、テレビやYouTubeでは、いくつかのポイントが紹介されています。
目の澄み方や色つや、魚体の形を見る方法です。私も魚を見る時は、まずそこから確認します。
ただし、見た目だけですべてが分かるわけではありません。魚屋の私でも、パック越しの魚を見極めるのは難しいです。
パックの魚の見分け方|最初に見る4つ
パックに入った魚を選ぶ時は、まず次の4つを見ます。
- 目が澄んでいるか
- 色つやがあるか
- 小顔で体高があるか
- 身に厚みがあるか
これらは、最初に魚を選ぶ時の目安になります。そのため、見た目を比べることには意味があります。
しかし、これは良い魚を見つけるための入口です。この4つだけで、本当に身質が良いかまでは判断できません。
パック越しでは身の張りが分からない
私の場合、魚を手に持てば、八割ぐらいは分かると思っています。
見るのは、持った時の張りや魚体の硬さです。見た目は良さそうでも、実際に持つと少し柔らかい魚があります。
ところが、スーパーの魚はパックに入っています。その状態では、手に持った時の張りや硬さまでは確認できません。
つまり、パック越しでは見た目だけで判断するしかありません。これは普通のお客さんだけでなく、魚屋にとっても難しい条件です。
魚屋が感じる「パツン」とした張り
私は、魚の身に張りがあることを「パツンとしている」と表現します。
ただ、この感覚を言葉だけで伝えるのは簡単ではありません。どのくらいの張りを「パツン」と呼ぶのかは、人によって違うからです。
普通の人が十分に張りがあると思う魚でも、私から見ると、まだ少し足りないことがあります。
長く魚を触っているうちに、自分の中の基準も高くなっていくのだと思います。
見た目だけで良い魚と決めつけない
目の澄み方、色つや、魚体の形、身の厚みは、どれも大切な確認項目です。
一方で、それだけで本当に良い魚かどうか、すべて分かるわけではありません。見た目が良くても、身の張りが足りないことはあります。
さらに、自信を持って仕入れた魚でも、食べてみるまで分からないことがあります。実際の経験は、「自信を持って買った魚でも、食べてみるまでわからない」に書きました。
まとめ|パックの魚は見た目を入口にする
パックの魚の見分け方では、まず目、色つや、魚体の形、身の厚みを比べます。
ただし、それはあくまで入口です。触れない以上、身の張りや硬さまでは分かりません。
魚の見分け方を言葉だけで伝えるのは難しい。だからこそ、見た目の目安を知りつつ、分からない部分もあると考えて選ぶのが現実的だと思います。

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