シャケ1切850円!? 高っ!!。「魚の値段」の変化

魚屋の本音

最近、魚屋をやっていて思うことがあります。

魚って、本当に高くなった。

正直、自分で売っていても、

「高いな……」

と思う時があります。

うちなんか、鮭の切り身が1切れ850円なんです。

これ、普通に考えたら、

「鮭一切れ850円!?」

って思いますよね。

私だって思います(笑)

でも、魚そのものが高くなっているんです。

昔みたいに、

「安くて良い魚を仕入れる」

というのが、本当に難しくなってきた。

円安による影響

海水温も変わってきている

燃料代も高い

魚の値段そのものが上がっていて、結局、良い魚を買おうと思ったら、それなりの値段になってしまう。

そして、これから先、もっとそうなっていく気がしています。

昔は、魚ってもっと日常の食べ物だった気がします。

でも今は・・・。

「魚高いから鶏肉ね」

「豚の方が調理が楽」

「魚食べたいけど高いからなぁ」

に変わってきている。

正直、鳥や豚は安い。

料理も楽です。

焼けばいい、炒めればいい。

骨も少ない。

子どもも食べやすい。

そう考えると、

「わざわざ850円の鮭なんて食べなくてもいいじゃん」

という考えも、すごくわかるんです。

だからこそ、私は回転寿司が強くなる理由もわかる気がします。

安い値段で、いろんな魚が食べられる。

調理もしなくていい。

家族で気軽に行ける。

今の時代に合っているんだと思います。

でも、その一方で、不思議なこともあります。

高い魚でも、買いに来る人がいるんです。

最初は、

「高っ!」

って顔をする。

でも、一回食べる。

すると、

「大きいね」
「脂が違うね」
「やっぱり美味しい」

と言って、また買いに来てくれる。

もちろん、合わない人もいます。

「これは無理だな」

と思えば、来なくなる。

でも長く商売をしていると、だんだん店の客層って変わってくる。

安さを求める人が集まる店。

品質を求める人が集まる店。

魚屋も、少しずつそうやって淘汰されていくのかもしれません。

そして最近、少し怖いことも思います。

もしかしたらこれから先、

魚って、だんだん気軽に食べられない食べ物になっていくのかもしれない。

そんなことを、市場で仕入れしながら感じています。

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