アナゴが良くなってきました。
全体的に丸みが出て、身に張りが出てきています。
特に、頭から胴にかけての太さがしっかりしてきました。
持ってみても張りがあって、いかにも脂が乗ってきたようなアナゴです。

アナゴには活けと野締めがある
アナゴには、生きたまま市場へ来る「活け」と、締めてから出荷される「野締め」があります。
基本的には、活けのほうが値段は高いです。
アナゴは、餌を丸のみする魚です。
腹の中に餌が残った状態で死んで時間がたつと、腹の中が傷みます。
その匂いが腹側の身に移ってしまうのを防ぐために、死んでから時間がたっていないものほど高く取引されます。
活けなら、締めるまで生かしておけるので、その心配が少ないんですよね。
野締めでも、鮮度が良ければ問題ない

市場では、アナゴの腹側を下にして箱に並べていることがあります。
こうして並べてあると、腹に餌が入っているかどうかは見えません。
そこで、箱の形を崩さないように何本かそっと持ち上げて、腹の状態を確認します。
「これなら大丈夫だな」
と思えば、その箱を買います。
野締めでも、鮮度が良く、腹の中が傷む前にさばいてしまえば、匂いは気になりません。
今回のアナゴも野締めですが、状態は良かったです。

私は太いアナゴが好き
私は、どちらかというと太いアナゴが好きです。
太いアナゴというと、
「骨が当たりそう」
と思う人もいるかもしれません。
でも、時期が良くなってくると、骨はぜんぜん気になりません。
むしろ、身に厚みがあって、脂もあり、おいしいです。

うちでは、大きめのアナゴを適当な長さに切って、煮アナゴにして売っています。
この時期のアナゴなら、ことこと20分くらい煮ると、ふわふわに仕上がります。

アナゴは、使い道によって選ぶ大きさが変わります。
そして今、太いアナゴがだんだん良くなってきました。
この時期は、アジもだんだん良くなってきました。

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