今日はAIの音声入力に、かなりイライラした。
原因は、キントキダイ という魚の名前。
キントキダイは、たしかに一般的には珍しい魚だと思う。
だから、最初にAIが聞き取れないのは百歩譲っていい。
でも、問題はそこではなかった。
こちらは何度も音声入力で説明した。
これは魚の名前。
カタカナでキントキダイ。
漢字じゃなくて、魚名として書いてほしい。
それなのに、もう一度音声で言うと、また変な言葉になる。
金時代。
近時代。
近藤大。
金時計台。
いや、こっちは魚の名前を言っている。
キントキダイ と言っている。
途中からは、魚の話というより、
「どう言えばAIがキントキダイとカタカナで出してくれるんだろう」
という実験みたいになっていた。
ゆっくり言ってもダメ。
区切って言ってもダメ。
一度、文字で キントキダイ と打って教えてもダメ。
さらに「これを記憶して」とまで言ったのに、それでもまた音声入力では 金時代 みたいに出てくる。
ここでかなり腹が立った。
知らないのは仕方ない。
聞き間違えるのも仕方ない。
でも、何度も訂正しているのに直らない。
そこが一番もどかしかった。
人間なら、
「違うよ、キントキダイ。魚の名前だよ」
と言えば、次からだいたい分かってくれる。
でもAIは、賢いはずなのに、そこができなかった。
単語だけで 「キントキダイ」 と言うと失敗しやすい。
でも、
キントキダイは今、脂がのっていて美味しい時期です。
と文章にしたら、ちゃんとカタカナで出た。
つまり、AI音声入力は単語だけよりも、前後の文脈がある方が理解しやすいらしい。
これは勉強になった。
今日思ったのは、AIは便利だけど、まだ人間みたいに 「一度教えたら分かる」 というところまでは来ていないということ。
特に魚屋のように、専門用語が多い仕事では、こちら側の工夫も必要になる。
魚の名前だけを単語で言うのではなく、
刺身で使える。
脂がある。
マダイより味が濃い。
みたいに、前後の説明も一緒に話した方が伝わりやすい。
キントキダイひとつで、今日はAI音声入力の弱点をかなり感じた。
AIは賢いと言われるけれど、今日の音声入力に関しては、まだまだだった。
何度教えても、金時代 から戻ってこられない。
他にも、何度言っても間違って変換される言葉はたくさんあるんだろうなと思う。
まだまだだな、AIくん。
俺の中では、まだまだ平社員のAIくんでした。


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